MCUでヴィジョン役を務めているポール・ベタニーが、米The Playlistのインタビューに応え、今後のホワイトヴィジョンの登場予定について語った。
ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』は、今後のMCUで取り上げられるだろう数々の伏線を残す作品となった。ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)は『ドクター・ストレンジ』2作目でスカーレット・ウィッチとして戻ってくることが予告されており、ワンダとヴィジョンの間に生まれた双子は、制作が期待されている「ヤング・アベンジャーズ」を題材にしたプロジェクトで出演する可能性が高い。
そして、ワンダヴィジョンの終盤で登場したシンセゾイドであるホワイトヴィジョンについて、ヴィジョンだった頃の記憶を取り戻した描写の後、飛び立った彼の行く末が描かれていないことから、再登場はほぼ確実なものと考えていいだろう。
ポールは、2008年のMCUの記念すべき1作目『アイアンマン』からサポートAI「J.A.R.V.I.S.」の声優を務めている最古参メンバー。長年にわたりMCUに関わってきた彼は、インタビューの中でホワイトヴィジョンの登場を何年も前から、MCUの最高責任者ケヴィン・ファイギと話し合ってきたことを語っている。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でオリジナルバージョンのヴィジョンが亡くなったときに、ホワイトヴィジョンとして復活することは予感していました。
そして、ホワイトヴィジョンの今後について明確なことは答えられないともして、以下のように付け加えた。
正直に言うとね。僕はまだホワイトヴィジョンの再登場に関する計画を知らないんだ。それでも、ホワイトヴィジョンのストーリーが未解決のまま残されていることから、彼が戻ってくる可能性はかなり高いと考えています。
現時点で、ポールとマーベル・スタジオの間に新たな出演作についての契約はないとのことだが、ホワイトヴィジョンの本格的な活躍には、ポールの出演は欠かせないだろう。
MCUフェーズ4のスケジュールを見ると、ホワイトヴィジョンが登場する作品を特定することは難しそうだ。しかし、どこかの時点で、マーベル・スタジオは、ファンに何らかの答えを与えるために、そしてワンダや双子たちのためにも、ホワイトヴィジョンとの再会を演出するはず。もしかしたら、原作コミックで描かれているように「ウエストコースト・アベンジャーズ」に参加するという形で彼は戻ってくるのかもしれない。