マーベル・スタジオは今後数年間のMCU作品についての予定を発表しているが、予告済みの映画やドラマのほかにも、まだ未発表の隠し玉をいくつか持っていると予想されている。特に、X-MEN映画については依然として詳細が明かされておらず、ファンをやきもきさせている。X-MEN映画について名言されたことはないが、近いうちに必ずMCUに加わりその世界観を拡大させることが期待されている。
うわさによると、ディズニーとマーベルは現在、「The Mutants」と題したプロジェクトを進めている。おそらくはX-MEN関連のこのプロジェクトには、ウルヴァリンやプロフェッサーXといったキャラクターのカムバックのほか、ライアン・レイノルズが主演を務めることが予定されている 『デッドプール3』も含まれているはず。
同作の制作開始は当分先のことになりそうだが、ライアンは最近、プロジェクトの進展を予感させる興味深いインスタグラムの投稿を行った。
ライアンは、自身のインスタグラムアカウントのストーリーで移動用に持ち歩くバッグを写しており、その中にデッドプールのマスクが確認できる。特にキャプションが付けられているわけでもなく、ただ単にマスクがのぞいているだけの写真ではあるが、写真にはそのほか、サイン入りの白い紙も写っている。もしかすると、これはデッドプール3に関する企画書や台本なのだろうか。
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、ライアン演じるウェイド・ウィルソンが主役となるデッドプール3がMCUの将来に組み込まれることを認めているものの、制作スケジュールは公表されていない。今回公開された写真も一見すると、ライアンがただ単にデッドプールのマスクを持ち歩いているだけのファンサービス的な投稿で、それほど意味があるもののようには思えないかもしれない。しかし、秘密主義で知られるマーベル・スタジオのことを考えると、彼がこのマスクを披露することにはなにか特別なメッセージが込められているのではないかと期待してしまう。
全世界で合計15億ドルの興行収入を記録した『デッドプール』と『デッドプール2』の2作の後、R指定なのか否かも注目されているデッドプールの3作目は、多くのファンが待ち望む作品。うわさでは、ライアンが声優を務める『デッドプール/アニメシリーズ』の制作についても議論されているとのこと。シリーズの今後について、一層の期待が高まる。
ファンとしてはウェイド・ウィルソンがアベンジャーズと同じ世界に降り立つとなにが起きるのか、また、ウルヴァリン役を務めていたヒュー・ジャックマンと共演があるのか、大いに気になるところ。今回の投稿は、具体的な予告にはなっていないが、大きなニュースが間もなく発表されるのではないかという期待感を抱かせるには十分なものだった。デッドプール3作目の今後については、続報が入り次第リポートする。
