Disney+で配信されているスター・ウォーズのドラマシリーズ『マンダロリアン』の続編として、今年末にはスピンオフ作品『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』（テムエラ・モリソン主演）がスタートする。
マンダロリアンのシーズン2のエピローグでは、ボバが相棒のフェネック・シャンド（ミン・ナ）とともにジャバの宮殿に押し入り、玉座に座っていたビブ・フォーチュナ（マシュー・ウッド）を殺害。新たなアウトローの物語が始まろうというところで幕を閉じた。
マンダロリアンではこれまで、ルーク・スカイウォーカーやアソーカ・タノといったキャラクターが登場しファンを沸かせてきた。新作であるザ・ブック・オブ・ボバ・フェットにも多数のキャラクターが復帰する見込みで、マンダロリアンの主役であるマンドー/ディン・ジャリン（ペドロ・パスカル）をはじめ、ティモシー・オリファントが演じた保安官コブ・ヴァンス、そして『スター・ウォーズ：クローン・ウォーズ』に登場した賞金稼ぎのキャド・ベインのカムバックが予想されている。
さらに、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した懐かしのキャラクターが復帰するとのうわさも。そのキャラクターとは、爬虫類のような見た目をした種族、トランドーシャンのボスク（Bossk）だ。
緑色の肌と赤い目をした賞金稼ぎのボスクはウーキー族のハントを得意とし、クローン・ウォーズや『スター・ウォーズ 反乱者たち』など、オリジナル3部作以外のシリーズにも登場しているファンにとってはおなじみのキャラクター。ボバの父ジャンゴ・フェットの死後、ボスクをはじめとした賞金稼ぎたちはボバを指導したという関わりを持つ。後にボバとボスクは、帝国のためにハン・ソロを追跡した際に競争したこともある。
マンダロリアンシーズン2.5とも言えるザ・ブック・オブ・ボバ・フェットにて、この賞金稼ぎはどのような役割を果たすのか。もしかすると、因縁のあるハンやチューバッカ、ルークらに復讐を企てるのかもしれない。
いずれにしろ、同作は単なるスピンオフではなく、オリジナル3部作のストーリーを補強し、帝国崩壊後の世界観をさらに拡大していく重要な作品になることだろう。
